あたしたちのちんぽが入らない(夫のちんぽが入らない感想)
「夫のちんぽが入らない」読み終わりました。
ネタバレとは書いたものの、ぜひ読んで欲しい作品なので、詳しい話は端折って感想だけ書いていくことにします。
まず、はじめに読んだ文章はこうじゃなかった気がする!
いつ読んだのかも覚えてないけど、「ちんぽ」の音の小気味良さとは裏腹に、物語は淡々と(陰鬱と)進んでいきます。
自分語り、かなり、えぐってきます。
思い返すと、あたしたちが過去にネットで読んだ文章とは同じだったかもしれない。
「ちんぽが入らない問題」という、ともすれば明るい下ネタで終わってしまいそうなテーマが、「自分自身の葛藤」「相手の性欲」「世間への後ろめたさ」などなど、切実に思いつめていくので、当たり前なんだけど「夫のちんぽが入らない一人の女性」をありありと描いていきます。
「ちんぽが入らない人(笑)」が、人間の様相を帯びるのです。
あと、これはあたしたちが350人くらいとセックスしてるのが悪いのかもしれはいけど、「この人のちんぽ絶対入らないな〜絶対大怪我する」みたいな腕ちんぽってたしかにいる。けっこうな確率で腕ちんぽはいるから、腕ちんぽで泣いてるって人、けっこういると思うのよね!
でも安心?して欲しいのが、素人まんこに入らないちんぽは、商売まんこにだって入るとは限らないのよ。
あたしたちが風俗嬢だった頃に何度か腕ちんぽに遭遇して「商売女だから挿れさせて(入って当然だろ)」って男はいたけど、商売道具だからこそ、壊すわけにはいかないのよ。
だからね、夫が風俗には行ってもね、それは「ちんぽが入らない」こととは関係ないから!
あんたに飽きただけ!
あんたに魅力がないだけ!
素人のフェラチオと手コキよりも
商売女の方が場数踏んでるだけ気持ちいいわよ!
そして、おそらくそれ以上にあたしたちがビビったのは、作品の登場人物の持つ「人のぬくもり」です。(暗転!)
わかる、わかるよ。。あたしたち、そういう人たちが嫌いで東京に出てきたんだもの。
「あたしたちは愛されて生きてこなかった」と声を大にして言えるのなんて、本当にごく一部で、愛されるとは何のことなのかわからない人、愛されているはずなのになぜ自分は応えられないのだろうと自分を責める人、自分よりも愛されてない人がいるからと遠慮してしまう人、そういう人が大半なんだと思います。
善意や思いやりで人は傷つき、蝕まれていくのも、わからない人にはわからないでしょう。
疲れる、という言い方をよくするわよね。
「恩義に報いる資格がない」ような言い方も。
愛されることと幸せを感じることはイコールではなく、愛情・慈愛の概念があるから、目に見えないことを不安に思うあたしたちは、それに耐えきれずに自壊していく。
どんなに半径1km圏内の世界を丸く穏やかにしたくてもさ。善行の波は、岩を侵食して崖を崩すし、善行の風が吹いたら桶屋が儲かるというワケ。
現実というのは、救われないものですわね。
恥ずかしくて、みっともなくて、口の中の臭いがする。
でも、普通に生きてたら「いつ死んだっていい」と思うことがあっても「死んでやろう」とは思わない。
これはあたしたち個人の持論だけどね。
「死んでやろう」って思った時のことは、忘れちゃいけない。
優しくなくたっていいのよ。
善行なんて見せつけてやるもんじゃないし、
愛情なんて感じなくていい、ちんぽだって入らなくていいのよ。
そんなのは瑣末な問題で、それに一喜一憂したらキリがない。
人間は生まれてから死ぬまで、右肩下がりの下り坂を一直線に転げ落ちていきます。
なだらかな下り坂の途中「切れそうになった」時に、どう生きるか、どう生かすか、ですよ。
一緒に死んだっていい。それもいいけど、普通にしてたら「死のう」なんてそうそう思わない。
その「普通」と「非常事態」の線引きはしておかないと、いざという時にこの世界には誰もいなくなってしまうわよね。
助けてくれる人もいなければ、助けてあげられる人もいない。
善行の風が吹いて、自分はその風に吹き飛ばされて上も下もなくなるまでになったら、べちゃり!!
あたしたちの胃腸むしろピザ
また風邪をひきました。
そもそも、1月の5〜8日くらいから気持ち悪くて、煙草を吸うとウゲェ〜〜、歯磨きするとウゲェ〜〜、と頻繁に戻していたんです。
9日、初詣を兼ねて七福神巡りをして、17時くらいに終わり、居酒屋で一杯。
牡蠣酢というものをいただきましてね。美味しいの、これ。
生牡蠣よりもむしろ好き。
だって、生牡蠣って結局レモン汁つけてすっぱくしちゃうし。
そのあと、なんか飲み足りないなと思って、鳥貴族で唐揚げをビールで流し込んで。
その夜、嘔吐。アンド、下痢。
良くないことなんだけど、別に珍しいものでもないと思って、その時はぐっすり寝たんですのよ。
次の日は、若干体調がよろしくないまでも、まぁ普通。平常運転。
その次の朝ですよ。
起きたらね、咳が止まらず、喉も痛いと。
はて?風邪かしら、と思いましてね。
お腹の調子は戻ってるし、耳鼻科で診てもらうと、喉が腫れてますわね、と。
(今思うとこの時に胃腸についても聞けばよかったんだわね)
で、風邪っぴきということで、養生しようと、スポーツドリンクと、お腹が空いてたので、トンカツ弁当。
その後、嘔吐アンド下痢(´-`)あらあらあらあら。
まさかこれは、風邪で胃腸が弱ってるのではなかろうか。
とはいえ、その時点では喉の辛さが際立っていたものですから、ふて寝。
体調が悪いと嘘みたいにぐっすり眠れるものなのね。
んで、次の日も嘔吐アンド下痢(´-`)あらあらあらあら。
もう、こんなだったらお母さんご飯食べさせないよ!と憤慨しまして、
野菜ジュースとか飲んで過ごしたわけ。
土曜になってもよろしくならない。
ピザが食べたくて仕方がない。
いよいよもって「これはあたし、胃腸やられてんな」と気づくわけです。
それが金曜のことですかね。月曜の深夜(暦の上では火曜日)とすれば、4日目にして気づくのよ。
ヨーグルトとか、プリンとか、スープとか、今更ながらの療養食に切り替えました。
んで、日曜日。
あたしたちとしてはピザが食べたくて食べたくて仕方がないんだけど、
肉体的には、ピザ来たらちょっとまたいっちゃうんじゃない?ってことで、
適当に柔らかそうなものを見繕ってモグモグ食べています。
ネットで調べると、ウイルス性の胃腸炎でも喉が痛かったり咳をしたり、発熱したりするらしいということで、多分それ。
ピザが食べたくて仕方がない。
あたしたちのモットーとしては「その時に食べたいものが、今一番身体に必要なもの」という美学をもって生きてるんだけど、
ピザは明らかに違う、あんたの受け入れ態勢は整ってない。
でもこれって、朝起きて劇的に解消するようなものなんだろうかね。
お腹はすげぇ空いてるのよ。
骨つき肉にしゃぶりつきたいし、お寿司も、唐揚げも、ピザも、超食べたい。
でも多分そうじゃない、正解はそこじゃない、っていう、ジレンマ。
ピザが食べたいよ。。
Hello!新しいあたしたち!
おげんこしてる??
2017年が明けました。
とはいえ、肉体的にも精神的にも不調が続いていて、新年明けたからって、ぬるんって新しいあたしたちが出来上がるわけでは決してなくて、あくまでも2016年からの地続きで、新しい生活っていうのは動いていくんだわ。。
と、毎日ゲロゲロ吐きながら、そんなことを感じています。
新年と言えば、新年の抱負を設けているんだけれど、今年は何にしようかなぁ。
仕事、恋愛、健康、人間関係。。エトセトラエトセトラ。
生まれたら死ぬまでの下り坂一直線で生きているあたしたちでも、そういうところは置いておいて「どんな人間になりたいか」「どんな人間だと思われたいか」は、重要なわけです。
一人で生きていくのではないのだしね。
今年の抱負は、、そーねーー。
原点に帰って「楽しもう」とかにしようかな。
別に今更人生を謳歌するとか、巻き返しを計る気もしないけど。
例えば、あたしたちがそれぞれに持ってる秘密なり、孤独感なり、苦痛なりね。
「あ〜もう生きていられない!死んでしまいたい!いっそ誰か殺して欲しい!」みたいな気持ちが沸き起こることも、
楽しんで、あるいは許して、包括して、いけたら良いなと思うわけです。
そんなわけで、皆さんも楽しい2017年をお過ごしください!
体調がよろしくないので面白ブログはお休みです(´-`)特に事件も起こらなかったし。
あたしたちと実家
「実家」って、自分の家を出て一人暮らししてる人と、家族と暮らしてる人で認識が違うくない?
例えばさ、あたしたちみたいに上京して一人強く生きてるタイプの人間だと
「実家は農業やっててー」っていう言い方になるけど、
家族と暮らしてる人なんかは、
「実家は農業やってて、父はサラリーマンをしてる」って言い方をするのよ。
実家=自分のお父さん だったり
実家=自分のおじいちゃん だったりしない?
年齢とか婚姻の有無にもよるかもしれないけど、
自分がどういうライフスタイルを送ってるかでその言葉の意味が変わってくるってすごいよね。
独り立ちって言うと大袈裟に聞こえるかもだけど、
「実家どこ?」って聞いて、おじいちゃんちを答えちゃう人とは会話が噛み合わなくなりがちよね。
まぁそんな話は置いておいてだな。
(300文字使っておいて。)
年末年始になると、故郷へ帰る方も多いと思います。
あたしたちとしては、そういう生活ができる人が羨ましいっていうか、好き好んで親元に帰るのってすごいなって思うのよね。
お義理で行くとしてもよ。
あたしたちにはサッパリわからない他人事ですが、「結婚はまだなのか?」とか聞かれるらしいじゃない。
勝手にお見合いを設定されたり、結婚をしたほうがいいって諭されたりするらしいじゃない。
えええーーーっ
マジかよ。。そんな嫌がらせされに帰るのかよ。。
あたしたちには絶対耐えられない。
何その「青汁って健康にいいらしいから飲みなさいよ」レベルの余計なお世話。
っていうか、そんなこと言われるためにいちいちわざわざ混んでる高い時期に帰るの。。前世でどんな罪を犯したの。。?
というわけで、勝手な妄想で、実家からの結婚攻撃をやり過ごす方法を考えてみました!
その1
「もう結婚したけど?」で撹乱する。
「もう結婚したけど?」
「え、あんた結婚したの?なんの連絡もなかったけど。相手はどんな人なの?」
「嘘よ、いないわよ」
「何言ってるの、じゃあ未婚なのね?」
「結婚はしたってば!」
「バツイチってこと?」
「一度も結婚なんてしてねーわよ!」「事実婚なの?」
「相手がいねえって言ってんじゃない!!」
っていう、噛み合わないやり取りを相手が疲れるまで繰り返す。
こっちも疲れるけど、「二度とこの話は話題に上がらなくなる」という点では絶大な威力を誇ります。
病院に連れて行かれるので、それ以外の会話はなるべく噛み合うように意識してキャッチボールをするようにしましょう。
その2
内館牧子劇場をはじめる。
みんな大好き内館牧子。
困った時の内館牧子です。
実家に限らず、仕事でも恋愛でもパワープレイができてしまいます。
「あたしが付き合う彼氏ってみんなDVなのよね。とてもではないけれど、付き合う気なんて起きないわ。
どうしてだと思う?
お父さんがお母さんのことぶったからよ!
やめてやめてって言ってもぶつのをやめなかったじゃない。
子どもに言い聞かせるみたいに何度も何度もぶったじゃない。
それを見てきたあたしが幸せな結婚なんてできると思う?
ねぇ、あたしだけがふと我に返って幸せな人生を歩めるようになると思う?
そんなに結婚がいいものなら、お母さんはお父さんにぶたれるのが好きなのね!
今でもお父さんに理不尽な暴力を振られて喜んでるの?
そっか、それもプレイだったのね。
お母さん、お父さんにぶたれながら感じてたんでしょ?
あの時だって本当は濡れてたんでしょう?
やめてって言うのはもっとしての合図だったのね。
何度も何度も、あたしの耳にこびりつくくらい何度も言ったのはもっとして欲しかったからなんだ。
大丈夫よ、お母さん。安心して。
お父さんとお母さんがそんな変態だったとしても、あたしも同じ気持ちだから、安心して。
あたし今すっごい不幸なの!気持ちがいいの、感じるの!身体だって、普通じゃないくらいに濡れるのよ。
良かった、あたしだけが変態なんじゃないかと思ってた。あたしが変態なのは、お父さんとお母さんが変態だったからなのね。
暴力振るう人と結婚なんて考えてもみなかったけど、お母さんみたいにぶたれた後に股を開けば、あたしもいつかは結婚っていいものだって言えるようになるのね。
わかったわ、よおくわかったわ。前向きに結婚を検討することにします。」
っていうびっくり長台詞を、淡々とまくしたてるの。
DVの事実なんてあってもなくてもいいのよ。この場面には「自分が今何をどう感じてるのか」が大事なわけだから。
濡れる、とか、 股を開く、とか、
印象的な単語を使うとより内館牧子感が増します。
デメリットがあるとすれば、逆の意味で心底心配されることと、内館牧子ファンには通じないことね。
でも「結婚しないと不幸になる」めいた、善意なんだか小馬鹿にしてるんだかわからない心配をされるくらいだったら、命の心配、人生の心配をしてもらったほうが、親子の絆がぐっと深まると思わない?
その3
「どういう意味?説明して!」を繰り返す。
これは、別に実家に限らず、あたしたちがよく使う常套手段ね。
説明は求めるんだけど、まともに聞いたらバカになるから絶対に聞いちゃだめ。
ところどころ、相手が使った単語をゆっくりとおうむ返ししたり、倒置法で言い回しを変えたりした後に「続けて?」と促すのが効果的。
「なんで結婚しなきゃいけないの?説明して」
「(多分一所懸命説明してくれる)で、老後だって心配じゃない」
「ろ、う、ご、。ううん、気にしないで。続けて。」
「(多分一所懸命説明してくれる)子どもを持ってこそ一人前で」
「一人前、子どもを持ってこそ。ごめんなさいね、続けて。」
「(多分一所懸命説明してくれる)あなたのためを思って。。」
「あなたっていうのは、私のこと?わ、た、し、の、こ、と、を、し、ん、ぱ、い、し、て、ね。まだ続く?」
「(多分一所懸命説明してくれる)一生一人で過ごすのは寂しいじゃない?」
「そうなの、そういう考え方もあるのね。大変参考になりました。持ち帰って検討します。」
で、どうかしら。
デメリットは相手を怒らせることと、まともに聞いてるこっちの神経がおかしくなったら元も子もないこと。
その4
いっそ敵対関係を築く
年末年始、親戚が一堂に会せば子どもの一人二人はいることでしょう。
そこで伝家の宝刀です。
「いない、いない、いらない、ババア!」
いないいないばぁを文字ったものですが、このネタは非常によく出来ています。
まずはダブルミーニングですね。
・結婚していない自分をいらないババァだと卑下する。
・結婚に対して口うるさい両親を、子ども経由で「いらないババァ」と罵る
これだけで充分大ダメージを与えられるでしょうが、子ども相手にやるのにはもう1つ理由があります。
子どもにとって良くない言葉を使うことは、人間性を疑われます。
もうこれが一番手っ取り早いですね。
物心つきそうでつかない、無邪気に悪口を言える子どもを味方につけて、
「いないいないいらないババァ」を子どもに言わせたら勝ったようなもんです。
ちなみに、あたしたちの場合は、正直に(性別は伝えずに)自分に相手ができない理由を話すわ。嘘ではないもの。
その5
ある意味正直に話す。
「あたし実はDVなの。最近わかったことなんだけど、酔うと怒りっぽくなって、手をあげてしまうのね。優しい人は多少我慢してくれるんだけど、そのうち耐えられなくなっていなくなっちゃうの。」
「あたし実はすごい面食いなの。仕事してなくても依存症でも遊び人でもなんでもいいのよ、顔さえ良ければ。アイドルみたいなのが好きってわけじゃないのよ。基準に満たない人と同じ空間で一緒の酸素を吸ってると思うだけで気が狂いそうになるの。」
だいたい、同性愛だろうが異性愛だろうが、相手が見つからない人っていうのはどうしようもない理由があって見つからないわけで、なおかつ「この物件は人様に出せるようなものではないぞ」と思わせることで縁談の自動キャンセル機能もあるわね。(他の2つは、どちらかというと縁談キャンセルよりも、縁を切られる可能性が高い)
デメリットとしては、彼氏彼女がいる人は使えないってことね。
でも素敵な恋人がいるような欠点のない人だったら、結婚しなさいよって言われる苦行は受けるべきじゃない?
背負う業の深さが平等じゃない。
親と顔合わせるのがしんどかったら行かなきゃいいし、行ったからには甘んじなさいよ、と。
東京に帰ってきたら素敵な恋人が欠点のないあんたを慰めてくれるんだから、ピーピー言ってないで我慢しなさいよ。
嘘をつくその後ろめたさも、裏ではちんぽしゃぶってるっていう秘密を持つ興奮に比べたら、それも含めて前戯みたいなもんなんだから。
あたしたちは、恋人ができない致命的な理由を持たない男女を応援します!
あたしたち詐欺
詐欺にあいました。
(被害ゼロなので、詐欺に遭ったというか、詐欺師に声をかけられただけというか。。)
平日の夜中、近所の裏路地を歩いていた時です。
車に乗ったお兄さんから声をかけられて、道に迷ったのかな?と思って立ち止まりました。
「この時計もらってくれませんか?」ということでした。
話を聞くと、
時計が1個だけ余ってしまって〜
これから会社に戻らなきゃいけなくて〜
自分がこの時計を持ってるのは都合が悪くて〜
というような感じでした。
後でネットで調べたら、そういう詐欺らしいです。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/touch/20080129/p1
この時計って買取に出したら何十万もするから、いくらかカンパしてくれない?と聞かれるらしい。
らしい、というのは、あたしたちがその話になる前に断ってしまったからです。
だって、その施しを受ける筋合いがないもの。
あたしたち、ガンダム世代だから。
エヴァ世代SEED世代だったらわからないけど、あたしたちはランバ=ラル世代だから。
あなたがいらなかろうが何だろうが、
百歩譲ってあなたがあたしたちのことを好きだろうが、
あなたに物を恵んでもらう理由ががない。
「さすがに頂けないので、どなたか他の方にぜひあげてください」と言ってダッシュで帰りました。
後を追いかけられることも「気に入ったぞ、小僧!」って金玉を掴まれることもなかったけど、
「その場でお金を要求される」という、詐欺である判断材料が出て来なかったから超怖かった。
改めて思うと「タダでもらうわけにはいかない」って、誰も無料だなんて言ってないのに無償で受け取ることを前提にしたから、向こうがその話をできなかっただけなんだろうけどさ。(強欲が功を奏した結果に。。)
お金を要求されなかったことが逆に怖くて。
実はこの時計は、盗品とか殺人事件の証拠品で、どうしてもこの人の手元に置けない理由があって、でも「捨てたらバレる可能性が高まる」から、見知らぬ人間に譲渡しようとしたんじゃなかろうか、とか。
この人が実はサイコパスで、この後あたしたちの後をつけてきて殺そうとするんじゃないだろうか、とか。
この人がいなくなった後に、警官に扮した男に追いかけ回されたりとか。
もうね、何をされるかわからない恐怖よ。
詐欺なら詐欺で、ちゃんと最後までシナリオ進めて欲しいわけよ。。
あと怖かったのが、道聞かれるんだと思って運転席に近づいたら、黒い小箱をおもむろに差し出した瞬間ね。
この黒い箱の中身がシャブでさ。男に無理やり車に押し込められて、シャブ漬けにされて、輪姦されて、その様子を動画で撮られて、それで脅迫されて、シャブ漬けになったあたしたちは客を取らされて、、
まぁそこまではしなくとも、何かヤバいもん、が出てくるとばっかり思ってたの。
ブロンドで巨乳だと、そういうところも怖いのよね。
ブロンドで巨乳で童顔だからって得したことなんて一度もない。
学生の頃、単位が足りなかったから先生の膝の上に座って免除してもらえた時くらいよ。
あたしたちと美しい男の子
もう本当に情緒不安定で各方面にご迷惑をおかけしているような気がするわ。
仕事をしていない、という肩身の狭さもあるのか、積極的に人に会うのは避けたい気分。。
とは言っても、誘っていただけるのは嬉しいし、今のこの時期、無理にでも人と会わないとダメになってしまうわね。
話をするのって、本当に大事。
あたしたちはめちゃんこ頭がいいし、なんでも自分でできる、一人で生きていけるのよ。
でも一人じゃ可哀想なんだわ(オルファンさーん!聞こえてー?)
ここ最近、人離れしているので話し方もぎこちないし口を動かすのも嫌になってしまうのがちょっと恥ずかしいわね。
それでも気遣いとか、逆に気を遣ってもらわないとかが、助かりますわね。ありがたやありがたや。
そんなこんなで、忘年会に参加して、二次会に二丁目の某有名店(あたしが有名店と思ってるだけ。)に行ってきました。
すっげー人。
エレベーターから出たら
「満席で入れないですよ!」と若い男の子たちに言われの、
「あ、あたしたち予約してるんで」とあしらいの、でテーブル席に案内されの。
もうみんなプリプリしてて若いわーー。
髪の毛、肌、ファッション、体型、ありとあらゆることに手を入れてる感じ。
髪の毛→ジェルは塗ったけどほんとにこれで合ってんの?塗ってなくても変わらなくない?
肌→シェーバー負けなのか吹き出物なのか、プツプツザラザラ。そもそも頰肉がたるんでいる。
ファッション→3年前に買ったダッフルコートに、厚手のネルシャツ。機能重視。
体型→ぽよよ〜〜〜ん!!
な、あたしたちはとても同じ人類とは思えず、飲み会疲れもあって置物のようにチョコンと座っておりました。
なんだろうか。
色気ついてるっていうのは、こういうことなのかしらと。
もうきっと。8割くらいはシャワ浣も済ませてきてて、この後盛り場でイチャコラするんだろうか、と。
盛り場にすら行かないのかもしれない。
彼らは埼玉なり千葉に住んでるけど、新宿の近くに別宅があって、しかもそれはセフレとか溜まり場とかではなくて、ただの彼氏未満(彼らはそんな相手がたくさんいるのだ!)だったりするわけで。
土俵が全然違うわよ。。
まともに戦って勝てる相手じゃない。
そもそも相手にすらなれない。
夜向きのメイクも服装もして来れない、それなのにちょっとオシャレみたいな格好をしている、10代の頃のあたしたちが見てきたような「おばさん」そのものだ。
それでも、おばさんならではの図々しさであたしたちはこう言いたい。
ちんぽ舐めたい!!!
あたしたちの占い
はた、と思い出したことなんだけれど。
あたしたちは毎年、1月に占いに行くようにしている。
今年の運勢を占ってもらって、良いことそうでないことに対して備えるのだ。
とは言っても、だいたい半年くらいで忘れてしまって、一年も終わる頃にしみじみと思い返すことのほうが多いんだけどね。
占い師にさんざっぱら「2016年は我慢の年になる!この時期は何もしないで今のところにとどまりなさい。転職も引越しも結婚もだめ!」と言われていたことを思い出したの。
確か「職場を変えても負担が重くのしかかるから長続きしないし、3ヶ月とか短い期間の派遣をこなして様子を見なさい。我慢するなら相当の努力が必要で、しかも貴方は我慢できない」のようなことを言われた気がする。
体調を崩すようなことも言われていたような。。
(もちろん、思い出補正込みで、思い込んでるだけかもしれないけど)
恋愛については、あなたは頑固だから、絶対に折れないし頑固なのは治らないから、それに耐え忍んでくれる人を探すか一人で生きる覚悟をするんだね、というような話もしたような気がする。
結果としてあたしたちは、近年稀に見る情緒不安定に見舞われて、今は外を出たり人と話すのもやっと、というところなのだ。
占いを信じるか信じないか、そもそも占いって当たってるのか、心理操作なのかっていうところで、
あたしたちは別に占いを信じてるわけじゃない。
ただ、あなたはこんな人だから気をつけてね、と言うのは、きっと「第一印象をそのまま話すだけ」であることの方が多いと思う。
人間の勘は甘く見てはいけない。これだけ社会性のある文明を築いてきて、「相手のことが何もわからない」ことなんて、あるわけがない。
気難しそうだな。
意思強そうだな。
我慢強くはないだろうな。
だらしないな。
とかっていう、案外誰にでも当てはまりそうなことで、
それでも第一印象として残ってるものっていうのは、やっぱり優先して是正しなきゃいけない所だし、言われてる方もピンと来るものだと思うのよね。
自分がどんな人間なのか聞いてみたくなる時があるじゃない?
その時に、初対面の人に「思ったことを言ってみて」なんて言ってみても、絶対無難な回答しか返って来ないと思うの。
そんな時は「あたしを直感だけで占ってみて?」って聞いてみたらいかがだろうか。
占いだから、という気楽さで、私の印象を教えてくれるかもしれない。
相手は自分の鏡だから、逆算して相手との接点や、弱点、会話のきっかけが見つかるかもしれない。
そしてあたしたちは、直感で第一印象をズバリと言ってしまうことの方が多い。
苦労してるんじゃない?良く見られようとがんばりすぎてない?とかなんとかね。
でもきっとそれってあながち外れてるわけじゃないし、例えば「相手を動揺させること」がその会話の目的であれば、おそらく多かれ少なかれ成功していると思うのだ。