あたしたちのお釣り

 ちょっとバタバタして、適応障害になったり仕事を辞めたり、まだ次の仕事を探すこともしていないうちに、だいぶの時間があいてしまった。

 

 

「男性同士NG」ラブホに行政指導 「ホテル側に客選ぶ権利ないの?」の声も

http://www.j-cast.com/2016/10/25281732.html?p=all

 

ふうん。。

 

これって、実際どうなのかね?

男の家にセックスしに行ったら、盛大にお釣りをぶちまけてシーツどころか布団もダメにしかけたあたしたちは、ちょっと(かなり)ホテルの従業員側の気持ちに寄り添う必要があると思う。

 

だってあなた、自分の家ならそりゃうんこくさくなるのも自己責任だけどさ。

至る所に糞便が撒き散らされていることも可能性としてはゼロではないわけでしょ?

 

特にあたしたちは、ホテル側の都合とかも考えずに「汚しちゃったけどいいや」と思いがちなわけ。

 

もちろん、もちろんよ?

男性同士に限らずアナルセックスをする人たちはいるし、アナルセックスをしない同性カップルもいるし、アナルセックスをしてもきちんと処理(前処理、なり後処理、なり)するカップルもいるでしょうよ。

アナルセックスに限らず、乳児なんかは半ばうんこして泣くのが仕事みたいなところがあるじゃない? 

 

ノロウィルスに感染する可能性があるから、トイレの水は蓋を閉めてから流せ、その上で流し残りのないように流した後を確認しなさいよ、という清潔なお国柄に生まれたあたしたち。

シャワートイレを開発したのは日本だし、うんこに関しては並々ならぬ関心がある我が国、日本ともなれば、そりゃ居室空間にうんこを持ち込むのはご法度なわけですよ。

 

ぶっちゃけ、あたしたちにとっては、恋愛からうんこに繋がる連想ゲームの人生を送っているわけ。

男性同士が差別っていうのもわかるけど、一度もお釣りで失敗したことのない人以外はそんな声あげられないと思う。

 

だからあたしたちは声を大にして言おう。

「あたしたちはアナルセックスをしませんよ」と。

ホテル側も「アナルセックスお断り」と掲げましょうよ。

 

問題点はそこだけなんだから。

なんてわかりやすくてシンプルな世界!

 

 

まぁそれに限らず、他のお客の目があるから、なんちゃらっていう所は問題外だと思うけどね。

部屋にシャワーのついてない旅館なんかさ。朝ご飯をみんなで食べてるところで、若いカップルが、陰毛にマン汁つけたまんまでご飯食べてるわけでしょ?

そんな不衛生な人たちに、衛生的なカップルのことをどうこう言う資格はないし、汚れてない人を汚れてるなんて責めるのも御門違いよ。不快だったらなんなの?他人が不快だったらなんなの?生きてちゃいけないの?殺してくれるの?

不快な生き物がいたら目の届かない所に追いやりたい気持ちはわからないでもないけど、じゃあおたく個人は不快な生き物ではないの?不快な生き物と認定されても「不快な生き物」だと思われない世界があると信じていられる?

 

あたしたちにとって不快なもの、それはうんこよ。