あたしたちは乳首ツマミ
2017年ではじめたことというか、やめたことの1つに、髪を短くするのをやめました。
理由はなにげにいっぱいあるんだけど、別にモテなくたっていいや、みたいなのが一番大きな理由で。
髪が短けりゃモテるのか、短髪はモテなのか、というところもあるけど、
なんとなく「髪が鬱陶しい」からとか「短い方が似合う」からとかじゃなくて、
髪が短い方が清潔感が出てモテるのでは?めいたことを漠然と考えていた気がする。
んで、もう30超えたし、ハゲ以外の理由で髪を伸ばすなら今がけっこうラストチャンスなんじゃないかと。
っていうのが1つ。
広末涼子になりたいのが1つ。
母親が癌になって、髪が抜けたりするのかな、と思ったら、同じ髪質を受け継いでるからなんだか短髪にする気が起きないっていうのが1つ。
そんなふわふわした理由で伸ばしてるもんだから、終着点もなくて、しかも目に入るし、すげージャマ。
1日働いたらそれだけで髪の毛がベッタベタになって、毛束?みたいなのがすごいことになる。
天然の油。天然の馬油。天然のケラスターゼ。
洗い流さないシャンプーみたいなの、なんでこんなのが売れるの?入院してんの?って思ってたけど、これ必要だわ。
一回なにもかもオフにしてから、オンに整えたいわ。そうじゃないと油がベタベタ過ぎて蝶も飛べないしカナリヤも鳴けないし花も咲き誇れないし、電卓もソーラー充電できないわ。
なんかもう、モテとかどうでもいいのよね。
彼氏とかも、別に欲しくない。
暇が耐えきれなくてそこに甘えちゃいそうになるけど、実際彼氏ができたら、その「絶妙な予定のバランス」なんかきっと来なくて「なんでこの人また会いたいの?2週間前に会わなかった?」ってなるのよ。
職場の若い子をちやほやして「あんたがやったことにしときなさい!」っつって仕事してる時がけっこう幸せ。
そんな職場の若い子ちゃんなんだけど、
年末会議室で飲んでたら(まさかの5時間!!)
あたしたちってほら、ラインしてたら声を聞きたくなるし、声を聞いたら会いたくなるし、会いたくなったら触れたくなるわけじゃない?
なんか、乳首を摘もうとしていたらしく。。(うろ覚えなんだけど。。)
ちょっともう、地獄よね。
ただでさえ「男が好きでも、女が好きでも」なんて枕詞がついて会話が進むのに、
キス魔とかのほうがまだマシじゃない?
妖怪乳首ツマミって。
その場で即離れて座って、時間も時間だったからそそくさと帰ったんだけどさ。
年始、どんな顔していたらいいのよ。
妖怪乳首ツマミに取り憑かれている!!って大騒ぎしたいのをこらえて、
極力目を合わさないように、会話もしないようにしてたのね。
もうね、髪が長いと都合が良い!
ちょっと俯いて前髪おろしてたらなんにも見えないからさ。
ちょっとしたハウスマヌカンみたいな状態でいたわけ。
そしたらさ。
彼が帰り際に「まだ何か仕事ありますか?明日僕空いてるんでやることあれば!」って微笑みかけてくれて、、
乳首をつままれるリスクよりも、生態の面白さによるメリット(しかも業務上で利用価値があるメリット)に負けたのかしら。
フェラチオくらいさせてくれないかしら。
なんの話だっけ?モテ?モテ、とは?