あたしたちの怒り(ネタバレ)

もう嫌なことが多すぎて、とっとと死んでしまいたくなるような日々。

世の中には生きたくても生きられない人もいる、っていうのは常套句だけど、その人たちとあたしたちは住んでる環境が違うのだから、比べたからってなんの意味もない。

 

なんだかなーー。

ドロップアウトして、細々と生きていきたいよ。

それもできないのは臆病だということなのかもしれないけど、色んなことの板挟みで、ここで息を吸ってるのがただただ苦痛。

 

という話は置いておいて。(8割方言ってしまったけれど)

 

映画「怒り」を見てきました。

 

彼氏と一緒に見るような映画じゃねーだろ、と思いつつ、邦画を映画館のスクリーンで見て何が面白いの?とぶーたれつつ、まぁなんだかんだ言って、見てよかったと思います。

 

でもやっぱ、邦画ってイマイチ好きになれないな。

 

監督がナントカカントカさんだから、邦画の括りに入れていいのかもわかんないけど。

 

むーーん。

 

まぁ、ぶっきーの「ホモのコスプレ」はよかったよね。なんかピチピチした服着てさ。親の墓参りなのにシャツのボタン3つくらいあけて。

いわゆるシャイニーゲイの役で、これまでの同性愛者っていうと、主役として扱われても、悲劇だったり儚げだったり、夢の存在のような扱われ方だったけれど、実際にゲイが(そしてゲイに限らずに全ての人が直面しうる)問題を取り扱っていて、よかったよね。

 

ただ、良くない言い方をすれば30過ぎて、親を看取るというのは、それはそれで幸福なのかもしれないよね。

介護の問題とか、あるし。。

(まぁ、未だに親の脛をちょいちょいかじってしまう私としては、親に死なれたらとても困るのだけれど。)

 

あとは、そうねぇ。。

愛子ちゃんね。

 

ぶっちゃけ、愛子の演技がなければこの映画は完成しなかったのではないか、というほどの威力で、あのシーンはあたし、めちゃめちゃ泣きました。

 

愛子がこんなだから、疑っちょるんだろう??

 

みたいなやつ。

 

あー、わかる、って思ってしまった。

人間、誰しもが自分が優秀で完璧だとは思ってない。不完全なところもあれば、人より劣っていたり、卑屈に感じるところもある。

そういう、心の隙をつまびらかにするような、素敵なシーンでしたね。

 

怒りというテーマも、それぞれに盛り込まれていて。

犯人は、自分は侮辱されているのではないか、見下されて憐れまれるような人間じゃないのに!という怒りをトリガーに自分を抑えられなくなって。

 

愛子ちゃんは、自分が愛した男に裏切られてしまった、しかも家出して風俗で稼いだお金まで持っていかれてしまって、どこにも誰にもぶつけられないような怒りを、ただただしやくり上げるだけで表現しててよかったよね。

最終的にここだけハッピーエンドになるのは「愛子ちゃんがそんなんだから幸せになれないわけじゃないんだよ」という、脚本の許し、みたいなのもあるんだろうなと思います。傲慢だけどね。

 

広瀬すずのところは、ちょっと割愛。。というか、本当はこの映画の主軸はここにあるんだろうけれど、あたしたちにとって、あまりにも身近な社会問題なものだから、映画の感想、として話してしまうのは憚られるわよね。

カルピスとかガーナとかマッチとか、順当に「清純派路線」で来ていた広瀬すずが、この映画で体当たりの演技をしたことや、社会問題を題材にしていることは、キャリアプランを考えてくれるいい大人が周りにいるのか、本当に演技が好きで女優として生きていきたいんだな、というのが強く感じられましたね(天から目線)

 

愛子ちゃんが脚本の許しを得て、幸せと安穏の世界に戻ったのとは対照的に、広瀬すずは、大海に放り出されます。脚本は広瀬すずにとっては残酷です。

泣いて叫んでもそれも全部ひっくるめて波の音にかき消されてしまう自然の雄大さは、厳しくもあり、傷をちっぽけなものに感じさせる慈しみもあり、なのかしらね。と思ったけれど。

でも、ハッピーエンドにもバッドエンドにも落ち着かないこのテーマこそが、今現在日本で大きく扱われなければいけない社会問題なのかしら、とも思いました。

 

米軍基地に反対しているのは本土の人間ばかりで、しかも実際には日当も配られていてアルバイト感覚で行われている、なんて話もあるけれど、日本という国が、これまでのように外交でだけで世界と共存できるのか、っていうのは、考えていかないといけないですよね。

(だって、特に日本が外交に秀でているとは到底思えないんだもの。)

 

はい、怒りの話に戻ります。

 

ぶっきーは、ぶっちゃけ箸休めというか、「顔も知らない素性も知らないってあと何がある?」みたいなノリで決められたんじゃないかなと邪推してしまうくらい、薄いというか、あまり、怒りを感じられない静かな怒りでした。

怒りというよりは、悲しみとか虚しみといった感じよね。

別にこれは、ぶっきーじゃなくても、女と男でもよかったかもしれない(愛子ちゃんと被るけれど)

エロいシーンが多くて、綾野剛の下半身が白ムチで美味しそうで、ぶっきーのホモのコスプレがエロくて、よかったんだけれど、まぁ私自身がゲイの当事者として、身近過ぎて何にも思えないのか、突拍子もなく綾野剛が死んでしまって「そんなのアリ?!」で終わってしまいましたね。

ぶっきーが中目黒の街中で泣くシーンも、「あーんぶっきーかわいい」みたいな、なんというか、ここだけ脚本がよくある邦画になってしまっていて、変な言い方をすると残念というか。。

 

残念って思ったのは、別個あって。

この映画は三箇所の地域(Tokyo、港町、沖縄)を舞台にして、それぞれに主役、相手役、キーパーソンがいるわけなんだけれど、これだけそれぞれの舞台に話が交わらずに「怒り」という抽象的なテーマだけで繋がっているようで、群像劇というよりは、ショートフィルムを3本まとめて、「ぶっきーがエロいから、沖縄の基地問題についても考えてよ」と暗に言われているような気持ちにもなりました。

もちろん、その目論見があるのであれば大成功。

そういう目線で見ると、マーケティングはちゃっかりなされているのかなという気にもなりますよね。

サスペンスで、宮崎あおい渡辺謙の実力派の鬼気迫る演技があって、ぶっきーと綾野剛がイチャイチャして、広瀬すずがアイドル女優から一歩抜き出て、その裏には深刻な社会問題も取り扱われている、と。

 

ただそれでもラブ・アクチュアリー的な群像劇を面白いと思ってしまう私としては、もっと各々で小さい設定を繋げて「遊び心」みたいなのが欲しいような気がしました。そういうのも「いや、テーマがテーマだけに」となってしまえばしょうがないんだろうけどね。。

真犯人が××だというのも、わかる、わかるよ!それ!って気もするけど、なんかもっと捻らないの?と思ったのも事実で。

 

要は、みんな真剣に生きているのにそれを天から目線でせせら笑っているような連中が「人殺し」であり「悪」であり「怒り」なんだよ、ってことなんだけれど。

 

いやー、そうね。

期待を裏切られた、という気もするし、期待通りだったという気もする。

愛子ちゃんの「愛子がこんなだから、疑ってるんじゃろ?」がなかったらただの重たいだけの映画だったし、もっとぶっきーと綾野剛がエロいことをして欲しい映画だったな。

 

綾野剛が中目黒で女と会っているのを目撃されて、ぶっきーが憤慨するシーンがあってね。

あたしたちの素晴らしい脳内補強ストーリーとしては、

 

怒ったぶっきーが綾野剛に「しゃぶれよ」とか言って、乱暴に扱って、綾野剛が後で「もっと俺を大事にして」って顔も見ないでちょっとさみしい顔をするシーン

 がありましてな。脳内でな。

 

そこが非常によかったです。

 

 

 

シン・あたしたち

流行り物に乗ったものの、中身は何の関係性もない日記その2

 

転職して、けっこうシンドイめにあいましてね。

もう無理もう無理辞めちゃう辞めちゃう明日から行かない!!っていう時期と、

ま、まぁなんとかなるもんかしらね、っていう時期とを繰り返しています。

 

一ヶ月経ちましてね(´-`)やってる業務内容は二ヶ月分らしいですけどね。

 

お金を扱う業務なので、シビアな部分が多くて(当たり前なんだけど)

明らかにこれは間違えちゃいけないだろ!ってところにまでは気が回るんだけど、どこかしらで抜けてしまって、細々としたところをチマチマ繰り返してしまってねぇ。。

ほんとにこのままなんとかなるのかしらね。

 

21くらいから口すっぱく言ってきたし、言ってる自分がそうならないはずがないとは絶対に思えなかったんだけど、

やっぱり頭がかたくなっていくのを感じるわ。。

 

こんなに物覚え悪かったかな、みたいな。。

 

あと、職場でうっかりカミングアウトしてしまったのだ。

しかも今回は男性相手。おじさん相手。

 

カミングアウトについては散々書いてるし、

実はどこぞのWEB媒体で記事になっているので、

 

https://plus-handicap.com/2016/06/7472/

これだにゃん!

 

今更何をブログにするんだ、、という気ではあったの。

書いてて食傷気味というか。。

 

今回がちょっと違うのは、30になったことで、なんかもう後戻りができない、ではないけれど、リセットできない?ような、

心機一転ではなんともならない、頑固さとか老化?角質が溜まってくようなものを感じるようになったの。

 

こうやって生きてきたんだから、これからもきっとこうやって生きていくのよ。

 

この先、どんなに変化するかはわからないけど、墓石にジェット噴射で戒名を吹き付けるみたいには変わらなくて、川の小石が流れに身を任せているうちになめらかになっていくみたいな???みーたーいーーなーーー?

 

だからあたしたちは、今になって「イチ」から物語を作ることなんてできないんだって思ったの。その必要もないしね。メリットもない。

 

ノンケ生活と同性愛としての生活を両立できている人はたくさんいるわよ。

でもそんなに器用じゃないし、逆にあたしたちみたいなドオカマがノンケアピールしたら、辻褄が合わないことがどんどん出てくるはずでしょ。

 

あたしたちが今こうやって生きているのは、一朝一夕でできあがった一泊二日2食付8800円素泊まりokな安宿じゃなくって(グリプラ閉館だってね、そういえば。)

毎日毎日お時給いただいてお仕事して、7万円の家賃を払ってきた結果なのよ。

 

 

それを今更、異性愛者然として生きてくのなんてできるわけない!ドオカマだし、男か女かっていったらクソ女よ。

 

クソ女が小生意気にノンケぶったってさ、感じ悪いおじさんにしかならないわけじゃない。

 

だからすごいナチュラルにカミングアウトしてみたの。

「彼女いないんですよね、彼氏ならいますけど」みたいなノリで。

 

気持ち悪いと思うならお互いに二度と口をきかなければいい話だし、

そんなことでお友達付き合いできないんだったら、職場に何しに来てんの?何十年どうやって生きてきたの?って話じゃない??

 

殺したけりゃ殺せーーーー!!

煮るなり焼くなり好きにせーーー!!

 

 

まぁ近いうちに辞めるんだから、と思って軽く言ってしまったのは否定しないけど。

今のところ、何も大きな事件は起きてないけど、もしそれでグッバイ退職になるのであれば、それはそれでいいのよ。

今の職場以外にも働けるところなんていくらでもあるんだからさ。

あたしたちの名は

興味もなんにもないけれど、流行り物に乗ってみる。

(そしてブログのネタは全然関係ないという体たらく)

 

30になりました。

 

三十路。

 

アラサーだったのがただのサー(Sir)になりました。

 

特に、実感も何もないけど、ちょっと暗い話をすれば30になるまでに絶対自分は自殺してしまうと思っていたので、まぁ日頃から気が強くてヒステリーなあたしたちを支えてくれる皆さんのおかげだし、あたしたち自身がしっかりジンセイやれてるってことなのじゃないかなと。

 

30までに恋人が欲しい!30のうちに彼氏が欲しい!と散々にゃんにゃん騒いでいましたが、結局恋人ができることになりました。

 

これから、諸条件を突き合わせて割り印をかわすところです。。

 

気の強いオカマが好き、ということらしいのです。

 

気が強くてヒステリーでオネェなのに、

二人っきりでセックスすると普通の男の子みたいなところが好みなんだそうです。

 

なんだそれ(´-`)キモ

 

自慢じゃないけどあたしゃそんなやつ(気が強くてヒス持ちのオネェ)嫌だよ。

 

強いのは、気だけじゃないしサ。。(微エロ)

 

 

仕事は非常に非常に波があって「あたし絶対辞めるこの会社辞める試用期間で辞める。。」って時と「まぁこのくらいなら及第点かな?ホホホ」って時とがありすぎて、なんだか気が狂いそうですけど。

 

人は弱ってる時のほうがかわいげがあるっていうもの。

ましてや鉄の処女と呼ばれるあたしたちのことだもの。

風邪ひいて普通の人と同じ感情レベルまで落ちるあたしたちだもの。

 

辛いこととか、30にしてそれもできないの?って言われたりとか、新卒がドヤされるような言い方をされるとか、もうそろそろ慣れてきましたわね。

嫌なことがあるってことは、それだけ浮き上がる時のノビシロは高いもんだと思っちょります。

 

捉え方によっては、あたしたちって若く見えるのかしら、みたいなこともあるし。

「うふふ〜恥ずかしがり屋さんなのね?」って思うこともできるのです。

 

Every cloud has a silver liningっていうしね、世の中。 

 

 

全然関係ない話でオチとしますが、

誕生日前日に男の子がうちを訪問してきて、ケツを掘って帰っていきました。

お喋りしたら0時過ぎてて誕生日おめでとうですって。

 

激動の三十路!

あたしたちの鼓動は愛

24時間テレビって、もう偽善とか善とかじゃなくって、必要悪なんだと思う。

 

当事者本人のやりたいやりたくないを抜きにしても、

障害者を見世物にして募金を募る構造は見世物小屋そのものだと思うし、それで負荷がかかってるのは障害者側だもんね。

同じことをどれだけの健常者がやりたがるだろうか、という意味でもね。

 

本人がやりたいって言ったとしてもテレビで晒し者にしないと叶えてあげられない、と言うのであれば、自発的見世物小屋なだけですよ。そもそも見世物小屋だって本人がそれでやっていこうと思ってやってるわけ。

賃金が発生する見世物小屋よりもよりそれはアレなんじゃないかしら。

 

もちろん、当事者の夢を叶えてるということは素晴らしいことだとは思うわけ。

実際に2億円も募金ができているわけだしね。

とはいえ、老人を100km走らせたり、無理を気合いで押し通させたり、っていうのは、このご時世、誰からも批判されることなく続けられることではないわよね。

 

30年前にはじまったらしいけれど、結局30年間ずっと同じことをして飽きない??

というか、世の中ってもっと変わっていってない?みたいな。

良い意味でも、悪い意味でもね。

 

障害者施設の殺人事件だって起こってるわけで、それで愛だの根性だのっていうのは詭弁でしかない。

障害者はがんばらなくったって、誰かに手間をかけなければ生けなくったって、生きているということは、それだけで誰かに蔑ろにされるようなことではないのよ。

障害の有無なんて関係ない、生きてちゃいけない人間なんて一人もいないのよ、っていう強いメッセージを打ち出して欲しいと、あたしたちは思っています。

 

だって、「障害者なのにテレビに出てる」みたいな理由で暴力が振るわれるような国に生きてるわけじゃん、うちら。

 

白杖持って歩いてたらわざとぶつかって来られたりさ。

 

今回はおじいちゃん(そこまででもないか)がマラソンを走ったのだけれど、雨の日曜日に武道館にあれだけ人が押し寄せるっていうのは、驚きだったのよね。

 

 みんな興味あるんだ、見世物小屋に感動を期待してるんだ、って思って。

 

感動したい、っていう人間の欲に対して、この犠牲の多さは愛だとか夢とかで完結できるものではないでしょう。

 

 

私が出ろって言われたら、そりゃまぁ出ますけど。

あたしたちがヤリマン

「こういう女を、さびしがりやの弱い女って言うんですね。したがりやのずるい女って言うのかと思ってました。」

 

なんだか色々とブログのネタになりそうな事件は起こっているのですが、ツイッターにぴゃぴゃって書いたら気が済むから、あんまり書く話題もない。

 

21歳から9年間、恋人ができずに30を迎えてしまいますのよ。

 

あたしたちあたしたち、と主語を大きくブログを書いてる割に、あまり共感を得られなさそうなトークテーマ。

 

あたしたちってほら、20代半ばくらいで、誰か素敵な人と素朴ながらも美しい恋をして、今頃には「付き合って3年になる彼氏がいますぅ〜〜」ってノンケで言うところの妻帯者ぶってるはずだったんですよ。

 

30にしてまだ独り身(´-`)独り身どころか9年間誰にも心を開いてないとは。

 

いやぁね、体は開いてたんですよ、そこそこ。

あたしたちってほら、猪木と同じで「いつ何時誰の挑戦でも受ける」ことを信条としてるから。

 

ぶっちゃけイケなくても年上でもなんでも、食えるもんはとりあえず食っとく主義。

 

いつか飢えて死ぬ時に

「あの時あの男とセックスさえしておけば。。!!」って思いたくないのよね。

 

とりあえずちんぽが口に収まっていれば文句はありません。

 

でも最近咥えすぎて飽きちゃったの。

あたしたちちんぽに飽きちゃってる。

どうする?どうなる?

あたしたちの嫌いな食べ物

あたしたちは歳も歳なので、今更食べられないものなんてレンガとか鋳鉄とかくらいしかなかったんだけど、

あと土くさい人参とか、油を吸ったご飯とかね。

 

最近になって見つけました、嫌いな食べ物。

 

しろくま」が嫌い。

 

かき氷に果物が入ってて、みつをかけたようなあの「しろくま」ね。

 

アレさ、クラッシュアイスの上に果物が乗ってるなら美味しそうだなとは思うんだけど、メインは氷なわけでしょ?

 

果物はあくまでもアクセントで、メインはみつ(砂糖水)と氷でしょ。

 

何が美味しいのよそんなの。

 

砂糖水と氷って。

 

氷なんて所詮水なんだから、H2Oなんだから、砂糖水じゃない。元々は。

 

カブトムシじゃあないんだから。

 

カブトムシじゃあないんだからシリーズはそもそもそんなに好きじゃない。

 

スイカとか。

 

 

スイカも苦手だわ。

 

種とか汁とか、綺麗に食べるのにハードルが高い割にそんなに美味しくなくない?

 

食べるのにハードルが高いものも苦手。

頭のついた海老とか。

 

 

特に書くこともないわ。

 

続・あたしたちのRPGツクール

今作ってるゲームのあらすじを書いたら終わってしまったので、今回はシステムについてのお話をします。

 

計算式作るの面白いんだよー!という話はしましたね。

持ち技のmaxを10に設定して、その中で攻撃、補助、回復を割り当てます。

バフデバフを強めに意識して、状態異常もゴリゴリ使えるようにしたいので攻撃技は少なめにしようと思っています。

 

ででで、計算式なんですが、物理攻撃力、物理防御力、魔法攻撃力、魔法防御力、俊敏性、運、の6パラメーターをベースに作っていきます。

a.atk*4-b.def*2 のような感じですね。使用者攻撃力×4から、対象者防御力×2を引いた数が最終ダメージになります。

 

組み合わせることも可能です。

仮にラッキーストライク(運任せの攻撃)という技があったとします。

攻撃の威力に運を絡ませるため、分散値は50にして数値を変動しやすくしたうえで

a.atk * 5 + a.luc * 5 - b.def * 5にすると、使用者の攻撃力と運の合計値を5倍したものから、対象者の防御力を差し引いた数がダメージ値になります。

いずれもパラメーターが100であれば、

500+500-500で500ダメージになり、分散値は50なので、450〜550までのダメージを敵に与えることができます。

 

ただ、死後の世界をモチーフにしたいので、物理攻撃力と魔法攻撃力の棲み分けをどうしようかな、と考えています。

 

死後の世界で魔法ってイケてない気がする。

魔法攻撃力を参照する攻撃をなしにして、回復力あたりにしちゃうと魔法防御力が死にステータスになってしまうしなあ。

知力のステータスにして、全ての攻撃に知力が絡むようにするのはどうかしら。攻撃力自体は少なくないけど、知力が高いからダメージはそこまで低くならないキャラクターとか。

……でもそれだとみんな同じダメージを叩き出すようになってしまうかしら。

バフデバフを有効に使えるようにしたいから(大人になるってことは闇雲に殴り続ければいいわけじゃなくて、作戦を練って被害を最小限に抑えることが大事なのよ、と。)全員のダメージが均一になってしまうと、力押しで勝てるようになってしまうなあ。

ぐむむ。むむむ

 

死後の世界なんて、半ばなんでもありの世界だけど、魔法を使えるようにするのはなんだか違うのよねぇ。。

一部にTEC依存の攻撃は作るつもりだけど、主人公はあくまでもおばさんなので、いわゆるファイアとかの魔法をいきなり使えて欲しくないというか。

使えないのが当たり前なんですよ、と。

 

ということで、道具攻撃力=魔法攻撃力を作ってもいいかもな。

店で攻撃アイテム(爆弾とか氷の矢とか?)を購入して、その威力は魔法攻撃力依存ということにすれば、棲み分けはキチッとできるし、無理のないように世界観も作れるかしら。

魔法は全てアイテム経由で行使するけど、使用者が道具知識なり柔軟な発想なりを持っていないと効果は少ない(うまく扱えない)という設定。

使うと炎が出る杖があったとして、主人公はただの人だから、魔法の道具はうまく扱えないけど、子どもであれば「魔法を使う自分」がイメージしやすい分、使いこなすことができる、みたいな??

 

回復アイテムも、ポーションとかハーブとかのいわゆる薬は一定量の回復だけど、ドラクエで言う賢者の石みたいな魔法アイテムならTEC依存、というのにしたら面白いかも。

人によって使うアイテムの威力が異なるのはイケてるわね。

脳みそが柔軟であるほど、魔法の概念に親和性があって効果も高いけど、魔法の概念概念理解できない主人公みたいなタイプは効果が出にくい、とか。

 

楽しそうでしょ?(´-`)そう言ってよ、ねぇ。

 

 

あとはプレイアブルキャラクターとか敵キャラクターを考えます。

 

主人公が、38歳の子持ちの主婦っていうことで、親子の対立をストーリーに組み込むのも面白いのかな、と思ったり。

 

主人公は子持ちだけど、敵はいわゆる「ファンタジーRPGの王道勇者たち」で、彼らは彼らで信念の元に戦っているけれど、主人公たちの目線から見ると虐殺まがいのこととか、倫理に反することを行っている、と。

生贄のために捧げられた娘を勇者たちが救うんだけど、その後に主人公が訪れたら、生贄のせいでも魔物のせいでもない理由(村人の身勝手な理由=その娘主導になっている)で、また新たな被害者が出ていて、主人公たちは村を壊滅させてしまうんだけど、本当はその村が滅ぼされてよかった、みたいな。どんなストーリーじゃ。

 

王道ファンタジーのアンチテーゼ?みたいなものを作りたいなーと思う。

この世界は現実ではなくても、相手を殺すことを愉しみにしてしまうことは誇れることじゃないのよ、と。

親目線というか、社会人視点でね。

現実ではない世界だけど、何をどう感じるかは自分で考えるべきでしょうよ、正義だったら何をしてもいいのか、と。

 

敵キャラの少女が母親に対して葛藤を持ってて、それに対して、1人の母親として、戦って勝つ以外のアプローチをして解決していくとかね。

 

 っていうのが盛り込めるといいなー。

 

あとは主人公が悪で、敵が善っていうのをしてみたいのよね。

仲間になるキャラクターも、ちょっと悪役みたいなテンションだったりして、主人公たちのやってることも、はたから見たら悪人そのもの、みたいな。

ボス戦も、ボス単体に対してこちらは4人がかりっていうのが卑怯って言われたりね。

 

HP6のスライムと10000回戦闘したら経験値が10000入ってくる理屈ってどうかと思うし。そんなん経験でもなんでもないじゃんか、という。

 

雑魚戦は極力、多対多での戦闘になるように調整して(個人的に好きじゃないから)ランダムエンカウントは最小限、要所要所にイベント戦闘を用意してレベルアップは基本的にそのイベント戦闘(再戦可能)と、イベントクリアによる報酬型にしようかしらね。

 

戦闘訓練用の石像(ガーゴイル)と何回も連戦することで、新しい技を習得するようになるシステムとか、どうかしらね。

1戦闘毎に変数加算するようにして、目標を達成したら石像が壊れて再戦できなくなる代わりに主人公が削岩撃みたいなスキルを覚えるとか。

んで、そうすると単調になってしまうから、別にそこまでしなくてもレベルが上がっていけば自動的に覚えられるわよ、でも早めに習得しておくと得だよね、という風にすればプレイの幅も広がるかしら。

 

あーー楽しい。

こういうの考えるとすごいワクワクする。

創作するのが好きなんだな、と思う。

 

なんか最近はゲームやってても、やたらと操作が難しいというか、ザコ戦でそんなに頭使わせる??というのが多くて、かといってアクションは苦手だし、単調なのは飽きちゃうしねえ。

もう序盤だけだけで山積みになってるゲームがあって、ずっとミンサガRPGツクールを繰り返しやっている。

新しくゲーム買っても導入部だけやって放置になってるから、もういっそ自分がやって楽しいゲームを作ろうと思っております。

 

 

オチなし!